眼精疲労の原因は「目」だけじゃない?首と姿勢の深い関係

2025年10月17日

眼精疲労アイキャッチ

はじめに

みなさんこんにちは!ほねかつ整体院です。

パソコンやスマートフォンを長時間使っていると、目の奥が重くなったり、ピントが合いにくくなったりしませんか?


「目が疲れただけ」と思いがちですが、実はその疲れの根本には 姿勢や首の筋肉のこわばり が関係していることが多いのです。

現代人の多くが抱える「眼精疲労」。

単なる目の酷使ではなく、全身のバランスから起きていることを理解することで、根本的なケアにつながります。

眼精疲労の主な原因

1. 長時間の近距離作業によるピント調節の疲れ

目には「毛様体筋」という筋肉があり、レンズ(水晶体)の厚みを変えることでピントを合わせています。
スマートフォンやPC画面のように近い距離を長く見続けると、この筋肉がずっと緊張し続ける状態になります。
その結果、ピント調節機能のオーバーワークが起こり、焦点が合いにくくなったり、目の奥の重だるさが現れます。

2. 姿勢の崩れによる血流の低下

前かがみ姿勢や猫背で画面をのぞき込むと、首から肩にかけての筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋・後頭下筋群)が常に緊張します。
この緊張が続くことで、頭部への血流が悪くなり、目の周囲の酸素供給が不足。
結果として、目の疲れやかすみ、頭痛を感じやすくなります。

特に、首の後ろにある「後頭下筋群」は、眼球の動きと密接に連動しています。
この筋肉が硬くなると、目を動かすだけで首の違和感を感じたり、視界がぼやけることもあります。

3. 自律神経の乱れ

目のピント調整や涙の分泌は、自律神経(交感神経・副交感神経)の働きによってコントロールされています。
ストレスや睡眠不足、過度な集中によって交感神経が優位になると、
筋肉が緊張しやすくなり、目の乾き・疲れ・頭重感などが現れやすくなります。

整体的な視点から見る「眼精疲労」

眼精疲労は、目だけをケアしても改善しにくいケースが多いです。
その理由は、目の動きと首・肩・背中の筋肉が神経的にも筋膜的にもつながっているため。

例えば、長時間同じ姿勢でデスクワークをしていると、
首の前側の筋肉(胸鎖乳突筋)が短縮し、後頭部の筋肉が過緊張になります。
この状態では、眼球の動きをコントロールする筋肉(外眼筋群)にも負担がかかり、
「目が重い」「焦点が合いにくい」といった感覚が強まります。

ほねかつ整体院でできるサポート

ほねかつ整体院では、眼精疲労を「首・肩・姿勢バランスの乱れ」としてとらえ、
単に目の周りをほぐすのではなく、後頭部〜肩甲骨まわりの筋肉や姿勢ラインを整える施術を行っています。

特に、首の付け根にある「後頭下筋群」や「僧帽筋上部」を緩めることで、
頭部への血流が促され、視界のクリア感や目の軽さを感じる方が多くいらっしゃいます。

また、日常では「顔を画面に近づけすぎない」「15分に一度は遠くを見る」など、
小さな習慣を意識することで、目と体の負担を軽減できます。

まとめ

眼精疲労は、目そのものの問題ではなく「首・肩・姿勢・自律神経」のバランスから生まれる全身のサインです。
目のケアだけでなく、姿勢や血流を整えることで、疲れにくい体を目指すことができます。

ほねかつ整体院では目や首まわりの疲労にもアプローチできる施術を提供しています!
「最近、目が重い」「頭がスッキリしない」と感じたら、
一度、全身のバランスから見直してみませんか?^^


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